鍼灸師としての独立

鍼灸師になってから

鍼灸師の資格を取得したら鍼灸院や整骨院に就職する人が多いですが、経験を積んでからは独立を考える鍼灸師もいます。

なぜなら、鍼灸院に勤務して稼げる月収は20万円程度が相場であり、それほど多くないからです。

そのため将来的に独立を考えるなら、鍼灸院や接骨院で働く期間を練習と捉えて将来の独立の計画を立てることになります。

一般的に、お客さんの指名を歩合制で給料に反映する鍼灸院ならば30万円程度稼ぐことも可能ですし、独立した後にその固定客が来てくれることもあるので、鍼灸師なら鍼灸院で働きましょう。

また、独立する際の注意事項として、今後の社会情勢を考えれば高齢者に対応している鍼灸院が望ましいでしょう。

どのようなお客さんにも満足してもらえる鍼灸院なければなりませんが、少子化でスポーツをやる人も減っている状況なので、高齢者に的を絞ったほうが人は集まりやすいかもしれませんよ。

なので、開業する場所も高齢者の割合が多い地域がよいということになります。

このような点を意識しながら日々の鍼灸業務に励んで、慎重に独立計画を練りましょう。