比較
鍼灸師と柔道整復師は独立の際に同じような範疇に入れられますが、ふたつの仕事/資格は全く別のものであるという認識が必要です。
ふたつの大きな違いには「鍼灸師は医療行為ができるが、柔道整復師にはできない」という法律上の明確な違いがあります。
両方の資格を持っていたほうが確かに独立する際などは有利になるとは思いますが、柔道整復師は捻挫/打撲/骨折/脱臼などの応急処置しか許されていません。
それに対して鍼灸はハリとお灸を使って自然治癒能力を高めていく仕事です。
オススメは
簡単にいえば「鍼灸師のほうが取得するのが難しいが、取得するなら鍼灸師のほうがいい」ということになるでしょう。
ただし柔道整復師は柔道経験者がなることがほとんどなので、柔道でケガをした人を看るのは柔道整復師のほうが信頼されているといえます。
開業する際にどのようなお客さんをターゲットにするかということも資格取得の違いに出てくるかと思います。
柔道整復師も鍼灸師もスポーツに関わることが出来るトレーナーの仕事だといえますが、明確な違いがあるということを覚えておいたほうがいいでしょう。